もともと業務で使うデータなどはサーバー側にあるので、普通にMacからもアクセスできる。結果、どうしてもWindowsでないと動かない(もしくは持っていない)アプリケーションだけをParallels Desktop(Windows 2000)で動かしている。Boot Campはリブートが必要なので運用面で面倒。

それは何か？と言うとMicrosoft Officeや細々したツール類。そしてネットワークプリントの環境となる。Officeに関してはまだOpenOfficeをMacへ入れてないのが理由だ。これらを動かした状態でWindowsのメモリ使用量は約90MB。従ってVMには128〜256MB程度アサインすれば十分だと思う。速度的にはi815のチップセットにCeleron 900MHzのCPUを搭載したマシンと比較しても画面描画以外は大差なく、事務処理程度は普通にこなせる。

そうそう、OpenOfficeで思い出したが、何故かIntel版iMacには標準でX11が入っていない。このため初心者がOpenOfficeを入れるには少し難しいかも知れない。またX11の不要なNeoOfficeは2.0ベースのものは未完成でMS Officeとの互換性に難がある。この点がクリアになればもっと扱い易くなるだろう。

他に気がついた点としては、SafariがonclickやonchangeでJavaScriptに関して変な動きをする(FireFoxを使っている)、地デジを録画したDVDは相変わらず見れない、Parallels Desktopのフォルダ共有機能で日本語のファイル＆フォルダがあるとWindows側で扱えない……こんな感じだ。どれも普段事務所で使うのには大した問題では無い。IMEに関しては先日ATOKの発表もあったが、標準のことえりで普通に書けている。

さて、何故そこまでMacを使いたいのか？最大の理由はWindowsと比較して目が疲れないから。もうひとつはUnixベースなのでいろいろ遊べる。この二点だ。ちょっと変わってるかな！？(笑)いずれにしてもParallels Desktopのおかげでかなりスムーズに移行できた。感謝！