デュアルコアAtom 330で遊ぶ! その1:ハードウェア編
Dual CoreのAtomプロセッサ330を搭載したIntel BOXD945GCLF2で遊ぶ!のハードウェア編。既に市場に出回りはじめて少し経つので出遅れ感はあるものの、これから『その2』以降、いろいろなOSをインストールしてレビューを行う予定になっている。しかし、このマザーボードに付いているファンは煩い。静音タイプに変更、ついでにDVIを搭載したマイナーチェンジ版に期待したいところだ。
Atom搭載のマザーボードを見て何時も思うのだが、メモリSlotを二つ、つまりデュアルチャンネルに対応し、GbEとDVI、そしてPC Express×1(できれば×16)を搭載したものを作れば、かなり売れると思うのだが、どこのメーカーもチャレンジしないのだろか!?マザーボード単体売りならIntelとMicrosoftが定義しているUMPCの規制も関係ないハズだ。またCPU的に945系チップセット以外でも動くのなら、是非見てみたいと思う。
メーカーは真面目に作ってしまうと、普通のパソコンが売れなくなってしまう懸念も解らなくもないが、エコなPCと、この世界規模での不況を考えれば、逆にそれをメリットに押し出してどんどん売って欲しいと個人的には思っている。その2以降でレポートするが、N330+メモリ2GBなら普通にVistaも動く。これでパワー不足を感じるのは、動画のエンコードかフルHDの再生とゲーム(GMA950に依存)程度だろう。
こんな素敵なCPUを作っているにも関わらず、自らそのパワーを規制するIntelと、OSの利用制限をしているMicrosoftの態度はどうかと思う。一般的なPCの使用内容(特にパーソナル)、そしてもう時代が変わったことを認識すべきだ。