撮影ネタラッシュになる前にもう一つ工作ネタ(笑)組んだのは去年になるが、Beyer TR/BV 351 015 006(インプット・トランス)を使ったDACだ。設計は青木氏によるもの。心臓部のトランス関連だけ変更している。

先月作ったTDA1543真空管バッファDAC、作るまでは一本も無かったECC88/6DJ8系真空管がみるみるうちに増えてきた。左上からSiemens E188CC、E288CC、Mullard ECC88、Philips E188CC(SQ)。下PhilipsECG JAN 6922(色違い)。今のところお気に入りはSiemens E188CCであるが、昨日買ったばかりのPhilips E188CC(SQ)もなかなかGood。エージングが終わってどちらが残るか！？(笑)

今年は全く半田ごてを握ってなかったので、この週末久々にDACを作った。jinson氏が設計したTDA1543真空管バッファDACだ。電源は今のところ秋月の12v出力ACアダプタを使用。オリジナルからの変更点は、8v駆動にしてゲインを少し稼いだこと。この時、Vref=1.2KΩ、I/V=2.7KΩ、LPFは2200pFと100pFになる。球はPhilips ECG JAN 6922。Siemens E288CCが評判いいので是非試してみたい。あっ、この写真F10のISO1600。つまらない作例で申し訳ない(^^;

最近、秋葉原界隈でオーディオグレード(?)の0.1μFが激減している。あるのは黄色のフィルム、緑のERO、そして高価なASC程度。ウロウロして物色していたところ、若松通商＠本店に他の容量のWIMAが若干あったので「0.1μFはないの！？」と聞いたところ、倉庫から探してくれた。MKP10/0.1μF×32個である。在庫もこれで最後らしい。＠157円(税込)はけっこうお買い得だった。28pinの左右に７個並ぶ関係上、もう少しサイズの小さいのが欲しかったものの、見た目の迫力もあるのでよしとする(笑)

これまで作ったDACの回路図など
TDA1541A、TDA1543、CS8412(CS8414) and ReClock

TDA1543シングル、4パラ、4パラ再配布を経てファイナル版登場！入力Coaxニ系統、Optニ系統、出力Coax一系統、S/PDIF+WCK+BCK叩きも搭載した強力なデジタル部で音の精度も抜群だ。回路図はここ(デジタル部)と、ここ(DAC＆アナログ部)。
artwork by jinson